対談

【川村】小野さんは入社して3年目になるんだよね。僕はこれまで3つのお店を渡り歩いてこの店に移動になったのは昨年の春だから、そこが初めての出会いになるね。

【小野】前任のチーフから、今度来るチーフはすごく厳しい方だと聞いていてちょっと緊張していました（笑）
でも、一緒に働いてみると、いつも気遣ってくれて業務の負担を気にしてくれる方で、本当に感謝しています。

【川村】僕も、「小野さんはとても真面目で一生懸命やってくれる人だよ」と聞いていたんだよ。
実際、自分の2年目の頃と比べても、小野さんの方が色んなことを理解しているなと感じている。今では僕が期待している以上のことをやってもらっているね。

【川村】小野さんはしっかりと確実に仕事をしてくれるけれど、自分で失敗したな～って思うことある？

【小野】時々あります（笑）。例えば今年のひな祭り。前発注や売場の計画を立てさせてもらう機会があったんですけれど、パートさんに指示を出す時、当日の進捗表を作ったにも関わらず全然うまくいかなくて、結局川村チーフ頼りになってしまったのが本当に情けなくなりました。

【川村】初めて計画するイベントだったから仕方ないよ。失敗ではなくいい学びになったんじゃないかな。

【川村】小野さんの仕事で良い所は、売場の装飾。
こどもの日とか、母の日、父の日などイベント時の売場の雰囲気づくりはとても上手だよね。女性ならではのセンスで、僕自身も学んでいます。他の部門や他のお店と比べても一番だと思っているよ。 今月はこうしよう！とテーマを決めるんだけど、「こうします」「今度はこうやってみたい」と自分から発案して実践してくれることが、この半年くらいで多くなったよね。凄く成長を感じています。

【小野】子供の頃から漫画を描くのが好きで、中学生の時は美術部でした。
私が作った装飾を見て、お店に来たお子さんが喜んでくれる時があるんです。そんな時はとても嬉しく思います。

【川村】他に自分で成長したな～って思うことはある？

【小野】棚卸しの業務です。以前は、チーフに教えてもらいながらやっても、一日で終わらないことがありました。今では一人でその日中に終わらすことが出来るようになりました。

【川村】周りの人たちも「小野さんすごい！一人で出来るんだ！」と驚いているよ。

【小野】冒頭にも言ったんですが、川村チーフが信頼できるところは、部下の仕事内容をしっかり見てくれるところです。いつも困ってることがないか、負担をかけすぎていないかを気にしてくれています。最近、他のお店にヘルプに行って、後輩と関わる事があります。そんな時は川村チーフを見習って後輩に声をかけたりしています。

【小野】川村チーフがこの仕事をやっていて嬉しいと思う瞬間ってどんな時ですか？

【川村】14年間惣菜部門の業務をやっていて、お客さんに「あれ美味しかったよ」「これ美味しそうだね」と言われるのが嬉しいね。担当者としての楽しみはやっぱり売上や利益の目標を達成した時。自分で考えて今までの仕事のやり方を変えて成果が出たときの達成感がある。「よし！やったぞ！」と思います。自分のこのやり方で良かったと感じます。そういう成功体験があると、本部から重点商品の指示が来たときも「よし、売ってやろう！」と思うよね。

【小野】私も、冷凍庫の商品がどんどん売れていく時は快感です（笑）他には「汁なし担々麺」販売した時、あれは美味しくて良く売れましたね。

【川村】小野さんは入社して3年目だけれど、この会社の良いところって何だと思う？

【小野】入社後半年間は研修だったんですけれど、このお店は本部から近いので社長が来てくれて、「どうだい？」って様子を見に来てくれることがあるんです。ああ、私のことを忘れていないんだなって、社員の一人として大切にしてくださっているんだなって嬉しく思います。

【川村】自分もこのお店に赴任してから本部の方とお話する機会が増えた。自分が実践していることを伝えたり、本部から求められていることが直接お聞きできるのでとても良い環境だなって思うね。

【川村】それでは最後に、小野さんの目標聞かせてくれるかな？

【小野】まだ3年目なので、今はチーフを目指さなければ、と思います。川村チーフを見習って、部下に気遣いや思いやりのある上司になりたいです。また、先程言ったように装飾が好きなので、いずれは販促に関わる仕事ができたらいいな、と思っています。

【川村】そうだね。そこは小野さんの最大の武器。ますます磨きをかけて、この仕事をもっと面白くしていきたいね！