学生の皆さまへ

【スーパーマーケットの使命とは？】
アークスグループの理念に「ライフライン」という言葉があります。
「ライフライン」とは一般的に電気・ガス・水道等を指しますが、我々が販売している食品も重要な「ライフライン」であり、それを守るのはスーパーマーケットの使命の一つです。
ただ「ライフライン」と固苦しく考えるのではなく、本来食事は楽しいもので、家族や仲間との幸せな食卓の創造に貢献することが大事な使命であると考えています。
商品の供給者様の観点で言えば、農家様などの生産者や食品メーカー様の商品を、しっかりお客様の手元にお届けすることが重要な使命になります。
売場は商品とお金を交換する場です。しかし単なる交換の場ではなく、そこには「久しぶり～！元気だった？」というような、お客様同士、またはお客様と従業員が会話するコミュニティがあります。スーパーマーケットには、「日々の生活に彩りや潤いを添える場」という使命があると考えています。
これらの使命をトータルして策定したのが
「福」を届けます、すべての人に。～Make Happiness！～
という当社のコーポレートメッセージです。当社の理念はこれに尽きると思っています。

【福原はどんなスーパーマーケットか？】
当社は特別、奇をてらったことをやっているスーパーマーケットではありません。どちらかというと堅実で地味なスーパーマーケットだと思います。
ただ商品力には自信があります。例えば惣菜の唐揚げ。見た目は普通の唐揚げですが、食べていただくと「おいしいね」という声を沢山いただいています。
当社はベーシックな商品をおいしく、鮮度良く、しっかりと提供しているスーパーマーケットで、お取引様から見ると、財務面を含め、安心してお取引していただける会社だと思っています。
当社が所属するアークスグループは、プライム市場に上場し、売上高6,000億円規模の大きな会社ですが、当社単体で見れば売上高400億円強。従業員数2,000人規模の中堅企業です。非常にアットホームで、従業員はファミリーのような感覚で働けるスーパーマーケットです。

【これからの時代、福原の役割はどう変化するか？】
一つは本業であるスーパーマーケットをもっと成長させていくことです。お客様にとっても、よりおいしい商品、より新鮮な商品をお届けできるような変化が必要です。日々お客様の生活を支えていくベーシックな商品を地道に販売していくことが重要です。
もう一つは生産性を上げていく努力を続けていくことです。
事業の展開エリアが十勝・釧路・根室と限られていますので、その中でいかにシェアを上げていくかが大切になります。
当社の子会社は、以前、パン製造の「ふっくら工房」1社でしたが、2022年、デリカ製造の「ハピネス・デリカ」、フワラー小売の「梶尾フラワー」を新たに設立し、現在3社になりました。今後も食品スーパーと親和性の高い事業に積極的に進出し、総合力でお客様・地域のお役に立てるよう、スーパーマーケットを核に成長させていきたいと考えています。

【就活生へのメッセージ】
就職すると仕事に大きな時間を費やすようになります。ぜひ自分の興味のある仕事、やりがい・働きがいを感じられる仕事を見つけてもらいたいと思います。
ある大手企業の社長様からお聞きした話ですが、イタリアのポンペイ遺跡に行った際、食品を集めて交換する場、今のスーパーマーケットの原型のようなものがそこにあったそうです。その社長は「2,000年も前にスーパーマーケットがあったんだ」と感心したと同時に、食品スーパーマーケットは人々の生活に太古から欠かせないものだと確信したそうです。
確かに人類が共同生活を始め、まだお金の概念もないころから、「食品を交換する場所」というのは間違いなくあったような気がします。そういう意味でも、食品スーパーマーケットというのは永い歴史のある重要な仕事です。
繰り返しになりますが、福原は決して大企業ではなく中堅企業です。役員も日々お店を回って社員、パートナーさんに声をかけている、コミュニケーションを取りやすい会社だと思っています。
十勝・釧路・根室地区は自然豊かでアウトドアも満喫できる非常に暮らしやすい地域です。
地元に戻ることを考えている就活生の皆さん。他の地域から道東での就職を考えている皆さん。ぜひ当社の活動に興味を持っていただき、積極的にご応募ください。